たとえ別の人間の肉体になっても、この心を信じて生き抜く。

PM3:00
仕事休憩。
何となく、近くの本屋へ。
　
店の中心には"大沢在昌"氏の作品がズラリ。
大沢氏と言えば、新宿鮫で一躍脚光を浴びた、
ハードボイルド小説作家。
　
新作かな？と、目をやる。
　
『大沢先生が映画化を待望した渾身の作品。ついに映画化決定。
　天使の牙 B.T.A』
　
ぉぉぉおおお!!
天使の牙、映画化かよ。
　
■■天使の牙 B.T.A■■
〜あらすじ〜
職場では女扱いされる事に苛立つ、巡査部長"河野明日香"。
女であることのハンデを乗り越えようと過酷な捜査に打ち込む日々を送っている。
そんな彼女の支えは、恋人であり、かつ仕事でのコンビでもある、
警部補・仁王こと"古芳"の存在だった。
　
ある日、麻薬組織"クライン"のボス"君国"の愛人である"はつみ"が保護を求めてくる。
明日香は極秘任務として、はつみの警護を担当。
はつみと接触した二人だが内通者により二人は銃撃をうける。
身体は死んだが脳には損傷のない、明日香。
銃弾が脳を貫通したが身体は軽症の、はつみ。　
　
はつみの体に明日香の脳を移植する事で、
アスカははつみの肉体を借りてこの世に蘇ったのだった。
はつみの体を借りたアスカは、その外見を利用し、
クライン内部に潜入しようとするが…。
　
はつみの体で、古芳の前に現れたアスカの心の変化は…。
警察内部の密告者とは…。
麻薬組織"クライン"とアスカの結末は…。
　
切ない恋心と激しいアクションを交えた、
大沢氏渾身のハードボイルド小説。
　
　
　
　
　
　
　
　
こんな感じ。
2年前に文庫で読んだことがある。
あるんだけど、何かもう一回読みたくなったので、再購入。
(家で探して、見つからなかったら悔しいからね。)
　　
　
で、映画のキャストを見たんだけど。。。　
映画、あんまり期待できそうにない(T-T*)
脇役はイイ役者さんが出てる感じ。
　
佐野史郎/豊原功補/要潤/嶋田久作/西村雅彦
　
それぞれが、個性派で(映画の中での)世界観にしっかりと厚み出してくれそう。
　
　
駄菓子菓子、だがしかし。
メインの役者。
　
大沢たかお/黒谷友香/
　
この辺りに少し不満。
　
古芳：警視庁随一の大柄な体型→大沢たかお？　
明日香：古芳のパートナーで、大柄な女刑事→黒谷友香？
　
小説の設定とは随分かけ離れた配役に少し萎え。
　
　
　
まぁね。
映像にするなら、"それなりの見た目"を優先させるのかもね。
映画化って言っても、脚本も監督も作家本人とは違うワケだし？
そんなもんかもね。
　
　
　
　
あ、そうそう。
主題歌は"t.A.T.u"だってさ。
奴等の何がイイんだ？
礼儀知らずな、露出狂女子高生だべ。
　
　
　
　
　
―今日イチ―
偶然と呼ばれる出来事は 何もなくて
出会いも別れも 最初に決まってる
束の間の喜びと 戯れを 引きかえに
永遠の恋だって 奪われてゆくことも…
　
竹内まりや
~天使のためいき~